2016年10月05日

The Boy Who Harnessed the Wind (追記・修正あり)

ここのところ体調がわるくて、セキのせいで声をだす練習ができないし、モチベーションも下がりまくりで、通常の学習をまったくやる気がおきないよ。で、たまたま家にあったので読んでみたのが、
"The Boy Who Harnessed the Wind"
Young Readers Edition
51lFGqWCLxL._SX324_BO1,204,203,200_.jpg

正直、読む前は「アフリカの少年がガラクタを集めて、自家用の風力発電機をつくった」という話かなと思っていたんだよ。そこまで期待していなかったよ。……ところが、じっさいはぜんぜん違うよ! コレすごいよ!! もう受験参考書なんて、あほらしくてやってられないよ!!!

“Cool! Where did you get such an idea?” “The library.”
The library っていったって、写真をみたらびっくりするほどショボイよ。でも、コレこそまさに The Power of Reading だよ!

"I expected the audience to laugh at my silly English, but to my surprise, all I heard was applause. Not only were they clapping, but they were standing and cheering... several were even crying."
「英語が下手ならば、たとえどんなに中身があっても聞いてもらえない」は、まちがいだね。ちゃんと聞いてくれてるよ。

2007年 TED に初登壇、学校へもどれるきっかけとなる。


その後、アメリカに招待される。


2009年 TED に2度目の登壇。


Dartmouth College へ。


2016年 いつのまにか英語も上達! はじめの動画と同一人物とは思えない!!


こうした関連動画もみてみれば、ものすごい壮大な物語だってことがよ〜くわかるよ。★10個でおすすめしておくよ!
【関連する記事】
posted by a cat at 23:30| Comment(0) | The Power of Reading | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月30日

書評『ビジュアル英文解釈』

休日&出張の友。
Scientific AmericanNational Geographic をもっとしっかりと読むために、その10。

(短文系でも長文系でもない)英文解釈:
ビジュアル英文解釈(Part1)』『ビジュアル英文解釈(Part2)
伊藤 和夫  おすすめ度★★★★★★

はじめにもうしあげておきますが、私は「伊藤和夫教の信者」ではありません。この本は多くの致命的な欠点ももっています。それでもなおかつ類書では得られない価値がたくさんあります。レベルは、高校入試程度の英文からスタートして、共通一次(昔のセンター試験みたいなもの)へ、そして最終的にはいくつか難関大の英文もありました。
ただし、「マークシートで正解が選べる」のと「もとの英文がしっかり読める」のは、まったくちがうレベルなので要注意! 共通一次の英文を100%理解するのは意外とむずかしいです。

【取り組み方】
「例題61問(複数のパラグラフからなる文章)」+「すべての解説の精読」を2周+アルファ。
※著者すいせんの「文法編」「さくいん」を使っての復習は、やりません。
※はじめてのとき(何年か前)すべての例題をコピーしてノートに貼りましたが、さすがに面倒なので今回は本のままで。ノートなくしちゃったし……。

【よいと思うところ】
●(和訳のコツを寄せ集めたような類書とはちがって)英文解釈の基本原則がほんとうに学べるようになっている。
●(重要事項と例外事項が同列にあつかわれている類書とはちがって)重要事項が、形を変えてしつこく繰り返される
●きわめて詳しい解説(とくに「誤解を連発する生徒3人と先生の会話」のコーナーが独特)。
●これほど手間をかけてつくっている参考書は、他の分野にもほとんど存在しない。
●超くわしいさくいんがついている。

【悪いと思うところ】
●ハードカバーと独特のレイアウトのため、きわめて読みにくい。「解説」と「英文の本文」「Review」の3コーナーを、ひたすらページをめくって行ったり来たりしなければいけない。
※すべての例題をコピーしてノートに貼るのがいいかも(はじめから別冊になっていれば、その必要はないけれど)。
※「解説」で話題になっている本文中の英文が省略なしに再掲、あるいは「Review」の例文が「解説」中に再掲してあれば、いちいちもどる必要がなくなる(ページ数は増えてしまうけれど)。
●(文法編やさくいんをのぞいても)全526ページ。あまりにもたくさんの情報がつめこまれていて、一周するのがほんとうに大変! 軽薄短小な最近の参考書とちがって、重厚長大。
※時間と手間がかかってもいいから本格的にやりたい人むけ。
●構成上、細切れ時間に少しずつ……ということができない。腰をおちつけてじっくりとりくむ必要がある。
●英文そのものには、あまり魅力はない。原則さえ理解できればそれ以上の復習は必要なく、別の本(より自然な英文の載っている本)にすすむべき。
●音声がない。

【結論】
やはり、まず『ビジュアル英文解釈』で理論を学び、その後に『基礎英文問題精講』『新英文読解法』で実践練習、そして原書の多読・精読へというのが王道であると確信いたしました。
よくみる「上巻と下巻のあいだにギャップがあるから、別の本をあいだに挟め」というアドバイスは、木に竹をつぐようなもので邪道! 『ビジュアル』は2冊で1冊であって、そもそもギャップなど存在しません。かりにギャップを感じたとしたら、前半の復習不足か語彙の不足が原因でしょう。
(注)これはあくまでも「構文(一文ずつ、節や句の修飾関係)を理解するための本」であって、「長文(大意の把握や議論の構成)を理解するための本」ではありません。ご注意を!

41CQ2G4D2WL.jpg
posted by a cat at 12:30| Comment(0) | Book Reviews | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月25日

やっぱり『ビジュアル英文解釈』いいね!

さいきん出張が多くて、ちょっととたいへんです……。

これまでの記事で推薦していることもあり、以前に一度とりくんでいる『ビジュアル英文解釈(Part1)』『ビジュアル英文解釈(Part2)』を出張の移動時に復習中です。他の軽めの英文解釈本とちがって、ベラボーに時間がかかりますし、細切れ時間に少しずつ進めることもできません。全コーナーが有機的につながっているため、「ココだけやって(アレはやらず)解説は不明点だけ読む」みたいな使い方もできません。……というわけで、まだ Part1 を一周しただけですが、★6つですねコレは。

いぜん、学習参考書の編集(ただし英語ではありません)を仕事にしていたため、一般の方よりも参考書をみる目はあるつもりです。もちろん欠点もあるんですけど『ビジュアル英文解釈』『基礎英文問題精講』みたいに時間と手間をかけてつくっている参考書はほとんどないんです。それがわかるからおすすめしたくなるんです。ただし、お手軽にやり切れるような本ではありません

時間がかかってもいいから力をつけたいという方には、やはり、まず『ビジュアル英文解釈』で理論を学ぶ → 『基礎英文問題精講』や『新英文読解法』で実践練習をつむ → 多読へというのが一番のおすすめです。
※正直、大学受験生にはおすすめしません。たいへんすぎます。
※詳しいレビューは、もうしばらくあと(Part2 を読んだあと)になります。
副作用:『ビジュアル』『基礎精講』と比較すると、いま細切れ時間に復習している『京大入試に学ぶ 英語難構文の真髄』が、(ただむずかしいだけで学びが少なくて)たいした本じゃないような気がしてきました……。
posted by a cat at 12:30| Comment(6) | Book Reviews | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月22日

Free Voluntary Reading

Although translation training helps improve my reading comprehension, I'm a little tired of it. Actually, I believe in the power of reading, especially the power of Free Voluntary Reading!



I love this series of books: National Geographic Special Issues.

2002515.jpg

2003972.jpg

Free voluntary reading stimulates your curiosity. As long as you are curious, you defeat age.
posted by a cat at 12:30| Comment(0) | The Power of Reading | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月19日

書評『基礎英文問題精講』

休日&出張の友。
Scientific AmericanNational Geographic をもっとしっかりと読むために、その9。

短文系英文解釈:
基礎英文問題精講中原 道喜  おすすめ度★★★★★

以前に一度とりくんでいるのですが、忘れてしまっている!部分もあり、復習です。「Part 1 構文編」は、記憶よりもやさしい印象。とはいえ、『英文読解の技術 100』とおなじくらいかな?(前の記事で「手ごたえがない」と書いたのは、Part 1 のことです。)
「Part 2 文脈編」は Part 1 よりもむずかしく、この本の真骨頂といえるでしょう。

【取り組み方】
復習なので、「例題60問のみ」を2周+アルファ。
※はじめてのとき(何年か前)は、「練習問題」などもいっさい省略せずに全190問とりくみました。
※今回は、おなじ著者の『新英文読解法 −本格的な読解力を確実に−』(これも復習ですが…)で分量を補充しようと思っています。

【よいと思うところ】
●課題文がたんに構文の観点だけから選ばれておらず、考えさせられるような深い内容をふくんでいる。
●構文だけではなく、文脈にも力をいれている(「Part 2 文脈編」)。
●分量が多く、情報がぎっしりつまっている。表紙の裏でもどこでも、ちょっとでもすきまがあれば、「豆知識」みたいなことが書いてある。
●(おざなりではなく)手間をかけてつくっている感じがする。
●さくいんがついている。

【悪いと思うところ】
●あまりにたくさんの情報がつめこまれていて、一周するのが大変!
(前回とりくんだときは、負担感を軽くするために、本を Part ごとに切りはなした。)
●音声がない。

【結論】
やはり、まず『ビジュアル英文解釈』で理論を学び、その後に『基礎英文問題精講』で実践練習をつむというのが王道であると確信いたしました。

41DW-JyqdRL._SX348_BO1,204,203,200_.jpg
posted by a cat at 12:30| Comment(4) | Book Reviews | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする