2016年02月23日

精読のしかた、3通り

精読のしかたといってもいろいろあるんでしょうが、私のばあいはおもに以下の3通りです。

※基本的に和訳はしません。ノートに和訳を書いて、チェックする(してもらう)ということもしません。英和辞典を使うのは、JRC などでだれか(日本人)に説明をする必要があるときだけです。

1) 「英語好き」さん方式
"Scientific American" など、和訳のない本のばあい
1周目:辞書なしでざっと読む
→ 2周目:英英辞典、画像検索、Q&A Sites(英文)などを使って徹底的に調べる

2) 読解ローラー作戦(=吉ゆうそう方式)
英文解釈用の短文集のばあい
1周目:辞書なしで読む(読んだあと、不明点を模範解答例と英英辞典で確認)
※和訳はせず、できるだけ英語のままで、英語の語順でイメージ化をします。
→ 2周目(同様に不明点を確認) → 3周目 → 4周目 ……
と、不明点が完全になくなるまで何周でもくりかえす
※模範解答例のまちがいを発見することも、しばしばあります。

3) トレース読み
長文集や対訳本、自分にとってむずかしい本(和訳あり)のばあい
はじめのうち:まず和訳を1文読みその後に対応する英文を読んで…何周か
※和訳からイメージ化をして、そのイメージが頭に残っているあいだに英文を読みます。
→ できるようになったら、和訳を数文読み、その後に対応する英文を読んで…何周か
→ できるようになったら、和訳を1段落読み、その後に対応する英文を読んで…何周か
→ できるようになったら、英文だけを読んで…何周か
→ できるようになったら、(音源があるばあいは)仕上げに音声だけを聞いて理解する…何周か

こんな感じで、対象・素材によって読み方をつかいわけています。
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2016年02月12日

JRC 効果?

JRC(JunReadingClub - Scientific American)効果でしょうけど、Scientific American をもっともっとしっかりと読みたくなってきました。科学英語の読解ならば、TOEIC や英検1級のリーディング満点の方々、あるいは C2 の先生方にも負けないレベルになりたい……というわけで、トレーニング法を考え中です。まあ、TOEFL の理系語彙をおさえるのは当然として。

(以下はたんなるメモ)

これまでに精読してきた本
ビジュアル英文解釈(PART I, PART II)』伊藤和夫
基礎英文問題精講』『新英文読解法 本格的な読解力を確実に』中原道喜
『速読英単語(中学、入門、必修、上級)』風早寛
『速読英熟語』温井史朗
『話題別英単語 リンガメタリカ』中澤幸夫
文で覚える単熟語(英検3級、準2級、2級、準1級、1級)』旺文社編
「ネイチャー」を英語で読みこなす 本物の科学英語を身につける』竹内薫
ディスコースマーカー英文読解』成田あゆみ・日比野克哉
『Basic Grammar in Use』『Grammar in Use Intermediate』Murphy, Smalzer
Paragraph Writing Made Easy!』Rosemary Shiras, Susan Smith

※忘れかけている本もありますので、内容についてコメントをするには、もう一度読まねばなりません。
※多読は別途おこなっております。
 「Magic Tree House」シリーズ、「The Magic School Bus」シリーズ、
 「National Geographic Kids Almanac」など、こども向けの(科学関連)本がオススメ。

かつて挫折した本
『英文解釈教室』伊藤和夫
『英文標準問題精講』原仙作

番外編
『理工系のための英文記事の読み方』『科学英語読本 例文で学ぶ読解のコツ』ほか、畠山雄二

※このシリーズは天下の奇書! 科学英語の読み方のみごとなまでの反面教師!!
 これほどまでにミスの多い本(シリーズ)を、私はほかに知りません。
 編集部は、いっさい仕事(内容のチェック)をしていないと思われます。
 ただし、著者のまちがいをたんねんに訂正していけば、たしかに読解力はつきそうです。
※英語と自然科学がともに得意という人は、解説本の著者のなかでもかなりめずらしい存在です。

これから精読しようとしている本
日経サイエンスで鍛える科学英語』シリーズ 日経サイエンス編
『英語の発想がよくわかる表現50』『解釈につよくなるための英文50』ほか、行方昭夫
テーマ別英単語 ACADEMIC』シリーズ 中澤幸夫
『英語リーディングの真実』『英語リーディングの探究』ほか、薬袋善郎
『誤訳の構造』シリーズ、『マスター英文解釈』 中原道喜
『英文解釈の技術』シリーズ 桑原信淑・杉野隆
『英文読解の着眼点 言い換えと対比で解く』桜井博之
『吉ゆうそうの英文読解 解テク101』『最重要英語構文540』吉ゆうそう
『英文読解の原則125』『よくばり英作文 重要例文418』竹岡広信
『日本人なら必ず誤訳する英文』シリーズ 越前敏弥
『Longman Academic Reading』Series

※とくにすぐれていると感じる本については、ヒマを見て書評を書きたいです。
※おそらく、いわゆる英文解釈(英文和訳)だけでは限界があります。
 洋書によって、欧米人の思考法を知る必要があるでしょう。
※シャドーイングなどの音声トレーニングや英文の暗唱による直観力の養成も、
 読解力とおおいに関係があると、個人的には考えています。

とにかく、英語の読解力(総合力)と自然科学の素養を同時にハイレベルにもっていく! それをわかりやすく解説する!! ただし、偉そうにはしない!!! zero さんにツッコむスキを与えない!!!!
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2016年02月06日

JunReadingClub 1/29 and 2/4(追記あり)

ひょっとして、クラブ(JRC - Scientific American)内では、上から目線の偉そうなキャラが定着しつつある? 実態は正反対のつもりなんですが……。自分なりに少しずつ、読解力アップのための戦略を整理していきます。
※参考:「TIME を読むために必要な英語力とは?」 by 英語好きさん

ところで、どうしておおくの英語学習者の読解力の目標が、TIME を読むなんでしょうか? べつに Scientific American だっていいじゃないですか! TIME や The Economist あるいは Harvard Business Review は、正直にいってあまり興味がないんですよね。読むべきメディアだということは、理解しているつもりです。ですけれど、義務感からだけでは読む気になりません。基本中の基本として、(勉強のために苦行をするのではなく)自分が興味がある分野に力をいれるのが、読解力アップにはいちばん有効だと思います。
※I believe in the power of Free Voluntary Reading.

つねに注目しておきたいポイント
1# - まずは、一文一文を正確に読む(構文の把握)
2# - 語彙(和訳ではなくコアイメージでおぼえる)、慣用表現
3# - 言い換え、対比、類比を確認(ディスコースマーカーも)
4# - 代名詞、冠詞、単数・複数、可算・不可算、時制、助動詞(とくに仮定法)
5# - (余裕があれば)背景知識のために、関連する動画をみる・記事をよむ

きちんとした英文の特徴
全体が建築構造のように設計されている ←→ 思いついた順に書いているだけ(絵巻物、徒然草)
前の文と次の文の間に、論理的な関連がある ←→ 関連性がうすい(読み取れない)
※パラグラフとパラグラフの間も同様。
※(日本語をよむときとおなじ感覚で)一文一文をばらばらによまないで……
 → ストーリーや文脈をつかむ!

読解練習のやり方
英文 → 和訳 → 内容把握・イメージ化」ではなく、
英文 → 内容把握・イメージ化 → (必要があれば和訳)」
※英語の語順どおりに、(日本語に訳すことなく)理解できるように。

文法も必要だが……
「文法書によって知的に理解しておわる」のではなく、
「(その文法事項を含んだ)大量の例文をおぼえ、自分でも使えるように」する。
※大事なところ、よく使う文法項目からはじめて、しだいに範囲を増やしていく。
※自分で使える文法項目は、かんたんに読み取れる(聞き取れる)はず。

英文のルール
日本語では、いくつかのことを書きならべるとき、一つ一つの文の内容や相互の関連が一つの段落を読み終わってはじめてわかる ― ひどい場合には文章ぜんぶを読み終わってはじめてわかる ― ような書き方をすることが許されているらしい。英語ではこれは許されない。一つ一つの文は、読み手がそこまで読んだことだけによって理解できるように書かなければならない。また、一つの文とその前の文との関係が、読めば即座にわかるように書かなければならないのである。
(英国の物理学者 Leggett の言葉)『レポートの組み立て方』木下是雄より ※強調は a cat
つまりは、たんに前から順番に読んでいけばわかるように、書いてあるはずだよね?


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2016年01月18日

JunReadingClub 1/15

JunReadingClub [Scientific American] 1/15
The Pyramid Effect

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とある理由により、「生気がいつもの半分以下でしたねw」と Jun さんよりコメント……。

さて、タイトルは、the Giza pyramids がもつといわれている supernatural powers と、その建設がもたらした影響力の本当のすごさ(a sociological wonder)をかけていると思われます。

これまで扱っていた記事(1-2ページ)よりも長い(7ページ)のですが、その分全体の構成が巧みで、全体の流れを追いやすくなっています。例えば、タイトルの直後に the thesis statement が明記されていますし、全体の要約(IN BRIEF)も載っています。さらには小見出しがいくつかつけられていますし、図解もあったりします。この特長は、次回の記事 seeing in the dark(おなじく7ページ)にも共通です。

Scientific American を精読して何を学ぶか? 英検1級や TOEFL レベルの単語や表現をおぼえたい、あるいは理系分野の背景知識をみにつけたい、または発信力の強化にいかしたい……など、ひとによって重点はちがうと思います。私のばあいは、とくに文章構成法を学びたいと思っています。日本の入試(国語と英語いずれも)でみかけるような文章とはことなって、執筆者や編集者がきちんと structure を学んでいる感じがするからです。

参考:中学教師がTOEFL100超えを目指してみるブログ
高校入試問題も、structureを意識したものが少ない気がする。ALTの「日本人がベースを作った読解文ってすぐわかる。支離滅裂だから。」ってコメントが胸にささる。
※強調は a cat によります。

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2015年12月07日

JunReadingClub 12/6

JunReadingClub [Scientific American] 12/6
A Partner for Plutonium etc.

知っていると思って調べなかったところは、
突っこまれると説明できないですね。あきらかな誤読もありました。

知らなかった、またはかんちがいしていた表現
ever-changing : marked by continuous change or effective action
※ everlasting は知ってたけど。洋楽を聞かないからか?
the damage is done : あとの祭り
※英和辞典をもっていないので、自力では絶対に思いつかない和訳!
barely : by the ​smallest ​amount:
They have barely enough (= no more than what is ​needed) to ​pay the ​rent this ​month.
She was barely (= only just) 15 when she ​won her first ​championship.
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