2020年03月20日

小論文チャレンジ09

著者の意見を踏まえて、「誰でも言いそうなこと」を語ることの問題点をまとめつつ、「自分の考えを語る」とはどういうことか、そのためには何が必要か、あなたの考えを500字以内で記述しなさい。
(2017愛媛大学 法文学部)
※課題文はこちら

 著者は「誰でも言いそうなこと」を語ることの問題点は二つあると主張している。一つ目は、自分の存在価値がなくなることである。みんなが言いそうなこと、同意してくれそうなことばかりを語ると、自分がいなくなっても代わりがいくらでもいることになってしまう。二つ目は、人生があまりにも短いことである。それを想えば、「誰でも言いそうなこと」をあちこちで語って時間を浪費するのはもったいないというのである。

 とはいえ、厳密な意味で自分以外の誰もこれまでに考えたことがないことをだけを選んで語るのは不可能である。読書や学校教育でインプットしたことの影響が避けられないし、歴史上のすべての人間の発言など調べようもないからだ。したがって、現実的には「自分の考えを語る」とは、固定観念にしばられずに、自分の経験を通じて柔軟に変化・成長し続けることであると私は考える。

 そのためには必要なことは、批評的に考えることである。たとえどんなに定評のある本の内容でも、どんなに偉い先生の発言でも、「本当だろうか」と疑問をぶつけるのだ。そして、つねに他者との対話を通じて、検証をし続けることが欠かせないと私は考える。
(※1行20字で数えると、499字)
posted by a cat at 09:21| Comment(0) | 日本語小論文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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