2016年04月27日

英作文コンペ(4月)の補足(その1)

今回の TOPIC は、
Can the global demand for water be met in the future?
だったんですが、私の考えるポイントは「supply and demand を比較検討すること」です。答案にもりこむことができたかどうかはべつとして、答案を書きだすまえに、頭の中に(あるいはメモ書きに)こんなことをまとめます。

とりあえず、cannot be met で考えてみますと……。

I) demand は増えていく。
 A) 世界の人口が増えるから。
  1) アフリカの人口爆発が止まらない!
  2) 国連によると、21世紀末には地球の人口が112億人になると予測されている。
 B) 生活水準が上がるにつれて、1人あたりの水の消費量が増えるから。
  1) (工業の面)工業用水がより多く必要になる。
  2) (農業の面)食生活がぜいたくになると、エネルギー効率のよい穀物に代わって
    エネルギー効率の悪い肉をたくさん食べるようになる。
※穀物を育てるには大量の水が必要です。
※ウシやブタなどの大型の家畜は、たくさんの穀物を食べて少しの肉になります。
※食肉用のウシを育てるかわりに、穀物を直接人間が食べれば、約10倍の人数が養えるのです!

一方、一見すると無限にみえる水資源ですが……
II) supply は増えず、むしろ減っていく。
 A) stock: じつは地下水は再生可能ではないから。
  1) 再生するのにきわめて長い時間がかかる。
  2) じっさい、地下水面は低下しつつある。
 B) flow: 川の水はすでに限界近くまで利用されているから。
  1) 地球上の水のうち、淡水はわずかに3%以下しかない!
  2) これ以上ダムをつくるのはむずかしい。
  3) しかも、川(や湖)の汚染が悪化している。

こういうわけで、demand は増えていくのに、supply は増えるどころかむしろ減っていくので、
I think the global demand for water cannot be met in the future.
となるわけです。めでたし、めでたし。

posted by a cat at 20:00| Comment(2) | Writing | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。
う〜ん、国連の人口推計とか、地下水とか、知識がなく、地力の差を感じてしまいますね。

1つだけ突っ込ませて頂けるなら、まぁ、
結論が実はめでたくないということでしょうか。
Posted by gogakutan at 2016年04月28日 00:35
たしかにめでたくはないですね……。
(一方、次の記事は本当にめでたい?)

人口統計や地下水の話は、Ena さんも参加されている
読書会(Scientific American)で、先週読んだ記事にありました。
それをありがたく拝借したというわけです。

(追伸)
雪さんからご提案があったんですが、次回のトピックは私が決めてもよいのでしょうか?
そのばあい、英検1級の過去問(writing または speech)から選びます。
Posted by a cat at 2016年04月28日 07:54
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