2016年08月31日

書評『ライジング英文解釈』

ひとり Virtual Summer Vacation 課題。
Scientific AmericanNational Geographic をもっとしっかりと読むために、その7。

短文系英文解釈:
『最高レベルの学力養成 ライジング英文解釈―英文構造を徹底理解』
望月 正道  おすすめ度★★★★☆

『英文読解の技術』シリーズが気に入らなかったので、口なおしにおなじ出版社(桐原書店)からの4冊目。ネットで書評をみて買ったんですけど、掘り出しものですよコレ! いったいどうして無名(絶版?)なんでしょう!?

【取り組み方】
とりあえず「例題(短いものからスタートして100問)」を3周+アルファ。はじめの3周は全例題の全文について、構文・単語・その他に疑問点がないかチェック。すこしでも疑問点があれば、下線をひいて「要復習」のマークをつける。解答例に疑問があるばあい、単語は英英辞典で確認する。
※4周目からは「要復習」の問題だけ。
※「要復習」の問題がなくなったら、次の本へ。

【よいと思うところ】
●4つの part にわかれていて、それぞれに特徴がある。
Part 1:and や but などの接続詞を中心に40題
Part 2:ふつうの英文解釈(関係詞・省略・倒置など)40題
Part 3:代名詞を中心に10題
Part 4:長めのパラグラフの理解の仕方を中心に10題
Part 2 以外では、他の本では軽視されている項目を多く扱っている。
(例)94題目のテーマは「相違点と共通点」、100題目は「the に注意!」
●やさしいものから難しいものへと順にならんでいる(一方、『ポレポレ』はランダムにならんでいる)。
●むずかしい問題でも単語はやさしいので、構文の把握に集中できる(一方、『英文読解の技術』シリーズは入門編ですら、単語がむずかしい)。
●簡潔ながらも(少なくとも私の)気になる点については、きちんと解説がある。

【悪いと思うところ】
手に入りにくい
●音声がない。

【結論】
前半は簡単で「いったいどこが最高レベル?」と思ったけど、後半は学ぶところが多かった。とはいえ、どうもまだ「仕上がった感」がないので、もう何冊かやってみるか?

(おまけ1)
古本で買ったんですけど、はじめの10題くらいまで書きこみがあって、あとはきれ〜いな状態でした。もったいないにゃー。

(おまけ2)
100題目の大阪大の問題(英文)に「毎年およそ 90 pounds の岩(隕石?)が火星から飛んできて地球にぶつかる」との記述あり。そんなわけないでしょーが! どうやって火星の重力圏を脱するわけ!!! Scientific American の一読者として、出題者に抗議しておきます。
posted by a cat at 13:38| Comment(0) | Book Reviews | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月29日

Cats Reading Club スタート!

Jun Reading Club-Scientific American (略称 JRC-SA)に対抗して(?)、Cats Reading Club Eiken Grade 1 (略称 CRC-E1)がひそかにスタート。解説のでまわっていない英検1級の過去問(2015年度 第3回)を題材にして試しに2回行ったところ、好評につき(?)参加者の方々から継続のご希望がありましたので、しばらくつづけることにしました。

JRC-SA のときの私の予習の仕方:
【1回目】 全体の流れや対比・言い換えに注意してざっと読む (辞書類をいっさい引かない)
【2回目】 (前後を参照しながら)自分の担当部分を和訳して、メンバーで共有している Google Drive の共有シートに和訳と注釈をアップする (知ってるつもりの単語も、おもに英和辞典で調べる)
【3回目】 自分の担当部分以外の不明点を徹底的に調べる (英英辞典やネットで)
【4回目】 他の方の和訳が Google Drive の共有シートにアップされしだい、全員にコメントを入れる(JRC-SA 名物? 「にゃんこメモ」とよばれている、ここまでは必須)
【5回目】 余裕があれば、英語で関連する動画をみる・記事を読む (他の方から推薦のあったものも含めて)

一方、CRC-E1 のときの私の予習の仕方:
【1回目】 じっさいの試験のつもりでざっと読んで答える (当然、辞書類をいっさい引かない)
【2回目】 解答を確認したあと、全体の流れやパラグラフの役割・対比・言い換え・解答の根拠に注意して慎重に読む、不明点は推測する (やはり、辞書類をいっさい引かない)
……つまり、JRC-SA とは正反対に「本番中にわからない単語がある! 時間の余裕もない!! どうしよう?」という状況で、いかに正解するか・時間を短縮するかをみんなで検討します。ですから、プロの講義とはちがうかもしれませんね。

ここまでやってきてわかったのは、
(1) JRC-SA で学んでいることは、確実に役にたっている(語彙や表現・トピックなどはもちろんのこと、英検の記事が短く感じる)。
(2) 英文解釈の参考書で学んでいることは、確実に役にたっている(精読ができなければ、速読もできない)。
(3) (Vocabulary Part ではなく)Reading Part にでてくる語彙やトピックは、TOEFL とかなり重なっている。
(4) (もちろん記事を読めば正解できるようにはなっているが)背景知識をもっているとかなり有利。
(5) 内容さえ正しく把握できていれば、迷う選択肢はない!

みなさまの合格まで、ゆる〜く継続できたらな……と思っております。
よろしくお願いいたします!
nyanko-sensei.jpg
posted by a cat at 06:00| Comment(4) | Reading | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月18日

書評『英文解釈の技術 100』(追記あり)

ひとり Virtual Summer Vacation 課題。
Scientific AmericanNational Geographic をもっとしっかりと読むために、その6。

短文系英文解釈:
英文解釈の技術 100』杉野 隆、桑原 信淑  おすすめ度★★★☆☆

さて、地味な印象の『英文解釈の技術』シリーズの3冊目。レベルは上がってきました。『ポレポレ』のライオンマークとおなじ問題もチラホラ。現状の私にとってむずかしかったのは、10問くらい。……ですがやはり、ぱっとした印象がないですね。一応すみずみまで復習はいたしますけれど。

【取り組み方】
とりあえず「例題(短いもの100問)」を3周+アルファ。はじめの3周は全例題の全文について、構文・単語・その他に疑問点がないかチェック。すこしでも疑問点があれば、下線をひいて「要復習」のマークをつける。解答例に疑問があるばあい、単語は英英辞典で確認する。
※4周目からは「要復習」の問題だけ。
※短期記憶にならないよう、4周目からは日をあけて取り組む。
※「演習問題(おなじく100問)」には取り組まない。
※「要復習」の問題がなくなったら、次の本へ。

【よいと思うところ】
●レイアウトが一定で、見やすい。
●『ポレポレ』よりも例題の1題が短いので、むずかしいわりに、例題だけならわりと短時間で1周できる。
●音声つき!

【悪いと思うところ】
●著者の個性が感じられない
●よって、解説が印象にのこりにくい(印象にのこそうという工夫がみられない)。
●例題の見出しに「○○は〜と訳せ」などと書いてあって、その例題で考えるべきポイントが、ネタバレしているところが、たびたびある。
●シリーズ全体に言えるが、(構造ではなく)単語の和訳が素人っぽくて、かなり不自然なものがめだつ。
(例)80番:「金は……打ち延ばして1枚の薄板にすることができ、また、光が通り抜けるほど薄くなる。」
どう考えても、板のわけはなくて「金箔」のことだよね?
品詞分解や構造分析以外についての解説が(ほとんど)ない。
(追記)一方、『英文読解の原則 125』のなかには、「セミコロン;の意味」「where が対比を示すことがある」「同一表現を反復せず言い換える」「抽象から具体へ」のような原則もある。じっさいに英文雑誌を読むためには、こういう点も大切だと思う。

【結論】
可もなく、不可もなくという印象です。英文雑誌を読むための本とは、ちょっと違うような……。にたような本なら、『英文読解の原則 125』がいちばん勉強になった気がするにゃー。

(追記)ここまでは大学受験向けの英文解釈参考書(短文系)に取り組んでおりまして、納得できるまでもう少しつづけます。ただやはり、(英文雑誌を読むためには)単語と文法・構文を理解するだけでは足りません(=パラグラフ構成や筆者の意図などをつかむことが必要)。なので、別の角度から解説した本が必要でしょう。大学受験向けの英文解釈参考書(長文系)とか、実用向けの英文解釈参考書、解説のくわしい対訳本あたりかな? 
とうぜん並行して、Deliberate Learning(意図的な学習)とは無関係に、英文雑誌や書籍をどんどん読みすすめていきます。最近気にいっているのは、このシリーズ ↓ National Geographic Special Issues あまりむずかしくないので、とりあえず10冊(1000ページ)くらいは読みたいところです。
2003442.jpg
posted by a cat at 19:00| Comment(0) | Book Reviews | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月15日

書評『入門 英文解釈の技術 70』『基礎 英文解釈の技術 100』

世間では英文解釈や精読は、まったく流行っていないと思いますが……、ちょっとした空き時間に徹底的に復習をくりかえす読解ローラー作戦が習慣になりました。英文解釈マニアになってしまいそう。

Scientific AmericanNational Geographic をもっとしっかりと読むために、その5。

短文系英文解釈:
入門 英文解釈の技術 70
基礎 英文解釈の技術 100
桑原 信淑ほか おすすめ度★★★☆☆

さて現在は、地味な印象の『英文解釈の技術』シリーズの1冊目と2冊目。例題を1〜2周しただけなんですけど、なんか、ぱっとした印象がないですね。今年だけでもすでに4冊やっていて目新しさがないからかな?

【取り組み方】
とりあえず「例題(それぞれ70問、100問)」を3周+アルファの予定。「演習問題」がおなじ数だけあるんですが……、そこまではやる気がしないにゃー。
※「構文をとりちがえた」というのは、さすがにほとんどなくなってきました。

【よいと思うところ】
●レイアウトが一定で、見やすい。
●『ポレポレ』よりも例題の1題が短いので、例題だけならわりと簡単に1周できる。
●例題の長さやレベルが一定で、バラつきがない。
●音声つき!

【悪いと思うところ】
入門がやさしくない。おそらく『ポレポレ』のやさしい問題くらい。『基本はここだ』レベルではない!
(注)入門でもすべて入試問題からの引用。たとえ構文が簡単な問題でも、単語がむずかしい。
●そのため、入門と基礎のレベルがおなじに見える。2冊にわけている意味がない。
●つまり、(ある程度の力がないと)このシリーズからスタートすることはできない。
●品詞分解、構造分析以外についての解説が(ほとんど)ない。
●和訳が不自然というか素人っぽい。
●選ばれている英文の内容が古くさい。かといって、読ませる内容があるわけでもない。たんに古いだけ。
(テレビの影響とか、男女の役割とか……。)

【結論】
ここまでやってしまったので、のこりの1冊『英文解釈の技術 100』もやりますけどね。似たような本とくらべれば、『英文読解の原則 125』と『吉ゆうそうの英文読解 解テク101』のほうがいいでしょう。時間とやる気のある方の1冊目には、やはり『ビジュアル英文解釈』や『基礎英文問題精講』をおすすめしておきます。

大学受験用の英文解釈だけではものたりなくなってきましたので、行方昭夫先生の本(『英語の発想がよくわかる表現50』『解釈につよくなるための英文50』『英語のセンスを磨く 実践英語への誘い』など)も、ゆっくりと読みはじめています。
posted by a cat at 23:07| Comment(0) | Book Reviews | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月06日

Virtual Summer Vacation

ホントの夏休みがなかなかとれないのですが、Virtual Summer Vacation ということで、あまり Deliberate Learning (意図的な学習)に偏らないように、National Geographic Special Issue (The Story of Jesus, 100 Events That Changed the World) などなど読んでおります。

本日はかなりひさしぶりに土曜日に休みがとれたので、National Geographic つながりで2時間ちかい動画(Guns,Germs and Steel - Jared Diamond)を一気にみてみました。個人的にはこういうのが好きなんですよね。



2回目なんで、1回目よりは理解できたかな。
posted by a cat at 22:33| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする